HIV検査(エイズ検査)について:最近は英国ヘンリー王子が啓発し、自宅でできる検査キットも5倍の売り上げになっている。

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HIV検査(エイズ検査)を受けることがまだまだ恥ずかしいと思う人も多いようです。

しかし実際は、HIVに感染しても症状に気がつきにくく、HIV陽性の人達の最大17パーセントは自分が病気だということに気づかずにエイズを発症してしまいます。

エイズになってしまうと抵抗力がほとんどなく、健康な動物では感染症を起こさないような病原体(弱毒微生物など)が原因で発症する感染症を引き起こします。

今の医学ではHIVを早期に発見し正しく治療をすれば、40年近くエイズの発症を抑えることができます。
だからこそHIV検査(エイズ検査)を受けないといけないのです。

最近は英国のヘンリー王子がHIV検査(エイズ検査)を受ける様子を公開し、検査の重要性を啓発をしていました。
なんとその後、英国では検査キットの販売が急増したようです。

また日本でも地方議員などが、HIV検査(エイズ検査)の啓発をしているのをよくみかけます。

HIV検査(エイズ検査)を不安に思えば、ウイルスに負けてしまい、結果として感染を拡大させていると考えています。

ここでは改めてHIV検査(エイズ検査)とは、どのようなものなのか、どこでどのような検査を受け手いるのか解説します。
また、もしも陽性だった場合はどのように今後生活するのかにも言及。

もしも、HIVの感染に不安があり、検査をしていない人がこのブログを読んでくれているのであれば、すぐにでも検査を受けてほしい。

HIV検査(エイズ検査)とはどんな検査か

HIVの検査ですが、基本的に2段階で行われます。
まず「スクリーニング検査」というものを行って、大きく「陰性」と「感染している可能性がある」を振り分けます。

血液を採取し、確認するだけです。
体にも負担がないのでとても簡単です。

ただ、注意すべき点として、検査を行う場合はある程度感染機会から期間がないと受ける意味がないです。
検査は血液中のHIVそのものを見つけるのではなく、HIVが体内に入りその防衛としてできるHIV抗体の痕跡を見つける検査だからです。

抗体を作るのに最大3カ月かかるといわれていて、ガイドラインでは「3カ月以上」とされています。

スクリーニング検査の結果

スクリーニング検査で「陰性」と判断されると、3ヶ月以前の行為においてHIV感染はなかったと100%信じて大丈夫です。
これ以上検査する必要はなく、今後もHIVなどの感染に気をつけて生活することが重要です。

もし「陽性かも」と診断された場合は、今度は別の検査をします。

確認検査

確認検査については、主にHIV/エイズの拠点病院で行います。

スクリーニング検査と同じように血液検査をして、1週間ほどで結果が出ます。
スクリーニング検査も精度が高いので、確認検査で陰性と出るのは、0.1%程度です。

確認検査で、正式にHIV感染者として扱われることになります。

では、どこでHIV検査(エイズ検査)を行えばよいのでしょうか。

スクリーニング検査ができる場所

HIV検査(エイズ検査)のスクリーニング検査ができる場所は3箇所です。

  • 保健所
  • 検査病院
  • 郵送の検査キット

日時が合わない保健所

保健所は、無料でHIV検査(エイズ検査)を実施してくれます。
とても有利と思うのですが、最大の難点は実施日時です。

早期発見が重要なのに、多くの保健所は月に1.2回の頻度で平日の午前中の1時間程度しか行っていないのが現状です。
ちょっと・・・・お役所仕事すぎますが、現実です。

普通の学生やサラリーマンが簡単に検査できるような施設ではないです。

検査病院は高額

大都市には性病検査専門の病院もあります。

保健所に比べると営業時間も長く、便利です。

ただ、検査は保険が利かない自由診療という扱いなので、全額実費請求です。
新宿に多い性病検査の病院のHIV検査の相場は 6-8000円

検査というと、病気が不明なことも多く、HIVだけ検査するというのは考えにくいので1万円以上かかることを覚悟でいく必要があります。

最近検査する人が多い郵送の検査キット

英国のヘンリー王子が啓発した直後、英国内では売り上げが5倍に伸びたという郵送の性病検査キットです。
日本でも、日本の業者が販売していて、ここ数年伸びています。

メリットは、病院や保健所のように、その場で待機するような待ち時間もなく、わざわざ行く必要もない「時間ロス」がまったくないことです。注文したら翌日にはすぐ届くし、検体を返送するとすぐに結果もわかります。

簡単な採血を自宅でするだけととても簡単です。
HIV検査だけだと、4000円未満で検査ができ、病院や保健所には行き難い人も多いので、最近すごく伸びています。

詳しくはこちらにまとめています。
性病検査キットの比較

検査も、妊娠検査のような自己検査ではなく、ちゃんと自治体の厳しい審査を通過して許可された専門期間で検査をしているので安心です。

HIVは早期発見が重要なので、もし迷っている場合は早急に検査することが重要です。

最後に、確認検査でも陽性だった場合・・・どのような生活になるのでしょうか。

陽性となった場合

拠点病院でHIVの確認検査で陽性となった場合は、HIV感染者として人生が始まります。

といっても、「この世の終わり」なんかではありません。
エイズを発症しなければ問題ないのです。

そこで、早々に体内の免疫の状況を確認します。
CD4という免疫の数値を確認し、エイズの発症を遅らせる治療を始めます。

今のところ、CD4が500-350あたりになるまでは健康な人とほとんど変わらない生活をしています。
制約は、セックスと定期的な通院程度です。

海外旅行もできるし、多少生ものは控えるべきですけど、食べ物の制限があるわけではないのです。
350程度から投薬治療を始め、エイズを発症させない治療が始まります。

HIV感染すると、身体障害者となり、高額な治療費の大部分を保険でまかなうことになります。
金銭面での負担も低く治療に専念できる状況になっています。

今はHIVやエイズで亡くなる人は本当に少ないです。
HIVを発見し放置せず正しく治療を行えば、40年エイズの発症を遅らせることができます。

もし30歳で発見して70歳までエイズを発症しないのです。

もしも、HIV/エイズの感染に不安があり、検査をしていない人がこのブログを読んでくれているのであれば、すぐにでも検査を受けてほしいです。

HIVについて正しい知識を持とう!

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