HIVとエイズの症状の違いは? やばい症状について

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HIVに感染すると、初期の症状を見逃し潜伏期間に入ると、なかなか症状が現れません。
個人差が多いのですが、大体8-10年程度でHIV特有の症状が繰り返されます。

エイズに至っては、その症状はとても特徴があり、診断されるといきなりエイズということになってしまいます。
もしいきなりエイズの症状を出してしまうと、余命宣告と同じ状況です。

HIVに感染しても、適切な治療を行えばエイズの発症を遅らせることができます。
できるだけエイズ発症前に見つけたいものです。

ここではHIVに感染している途中でよく発症する症状と、エイズになって感染する病気などを解説します。

もしも、HIV検査を受けておらず、似た症状がある場合は早々に検査してほしい。

HIVの進行によって異なる症状がある

HIVは体内に入ると、徐々にそのウイルスを増殖し変わりに免疫を減らしていきます。

体はまず最初に、初めて入ってきた未知のウイルスに対し防衛反応をします。
そのタイミングで体にはさまざま症状がでます。

時期は感染してから 2-6週間程度。

それがHIVの初期症状です。

詳しくはこちらにまとめています。
HIV感染で見られる初期症状について

その後はエイズ発症までほとんど症状という症状は現れません。
しかし、体内ではウイルスが増殖し免疫が減っている状況です。

HIV感染の症状

初期症状後によくある、HIV感染の症状として以下の3つがあげられます。

  • 帯状疱疹
  • 結核
  • カンジダ症

どれも免疫が低下し、CD4の数値が200~500になると発症しやすい病気です。

どれもHIV感染しなくても出る症状なので気がつきにくいです。
ただ、過去に危険な性行為がある場合は必ず検査しておく必要があります。

この症状が出るとやばい!

HIVに感染している人で、この症状が出ているとエイズといわれてしまう症状があります。
その代表的な病気が以下の2つ。

  • カポジ肉腫
  • カリニ肺炎

免疫のCD4が200前後になると症状が出やすくなる病気です。
カリニ肺炎はニューモシスチス肺炎ともいわれ、エイズの死因の代表的な病気でもあります。

健康な人はほとんど感染することのない病気で、HIVにより免疫が激減した結果、症状が現れます。

※ HIVとは全く関係ない原因での発病することもあります。
  カリニ肺炎やカポジ肉腫だからといってHIV確定というわけではないです。

カリニ肺炎

カリニ肺炎はニューモシスチス肺炎ともいわれ、エイズの死因の代表的な病気でもあります。
HIV検査をせず、放置しておくと感染から8-10年くらいで病気を発症する人が多いです。

症状は主に発熱。

エイズを発症していない場合は日常生活の中で微熱に始まり、普通に内科に行くと「風邪」と診断されると思います。

ただ、直らず再度病院に行きレントゲン、血液検査をすることになります。
おそらくそれでも原因がわからず、症状も回復しない・・・。

その後肺炎で入院し、それでも一向に回復しない。
この時点で医師がHIV感染者と気がつきます。

エイズの症状

ヒトは体内にさまざまウイルスや病原の原虫を通常感染しています。
普段は免疫力があり、その増殖を阻止できるので、病気を起こすことはありません。

しかし、エイズにより免疫不全に陥ると、カリニの増殖を止められなくなり、病気が起こります。
これがエイズです。

カリニ肺炎は代表的なエイズの症状でもあります。

そのほか以下の感染症になる可能性があります。

  • 非結核性抗酸菌症
  • MRSA感染症
  • 緑膿菌感染症
  • レジオネラ肺炎
  • セラチア感染症
  • カンジダ症
  • クリプトコッカス症
  • ニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎)
  • 接合菌症
  • ヘルペス
  • サイトメガロウイルス感染症
  • 進行性多巣性白質脳症
  • トキソプラズマ症
  • クリプトスポリジウム症

正直どの病気が現れるのか誰もわかりません。
投薬治療しかないので、病気のつらさと薬の副作用に苦しみながら生きるのがエイズの状態です。

また、そのほか脳障害やがんなども多いです。

エイズを発症すると身体的にとてもつらく、苦しい日々が続きます。
予後は個人差がありますけど、とても悪い数字です。

ですからエイズを発症する前に、HIVを見つけることがとても大切です。

さいごに

HIVの症状として気がついたときは、エイズの手前くらいまできていて、ほとんど手遅れの状況でもあります。
できれば、帯状疱疹、結核、カンジダが現れるあたりにHIVの検査をして、確認しておくことができればいいのではと思います。

エイズを発症しなければ生きることができます。

もし症状がなく、検査を迷っている人がいるのなら、一度検査をしてはっきりさせておくことをお勧めします。

検査中は心が重いけど、その後は開き直れます。

HIVについて正しい知識を持とう!

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