クラミジア感染を総まとめ!症状は見逃さないで

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クラミジアは日本で年間100万人以上が感染しているのではないかと推定されている、もっとも感染者が多い病気です。

特に若年層に感染者が多く、10代後半から20代前半の女性が多く感染しています。
感染者の年齢分布から 14人に1人は感染しているほどです。

感染が広がる理由としては女性が感染しても目に見えた症状がなかなかないことがあげられえます。
そのほか、感染力が強かったり、性行為の低年齢化、性病予防の意識が低いことなども挙げられます。

怖いのは、クラミジアに感染している人は、HIVなどのほかの病気も感染していることもあります。
すべて性行為で感染がひろがるので、少しでも不安がある場合は早めに検査を受けることをおすすめします。

クラミジアの感染力は強い

まず、クラミジアは「クラミジア・トラコマティス」という病原体が性器から入り込み炎症を起こします。

クラミジア自体は、とても弱い細菌です。
人の体内以外では、生きることができません。

例えば、水中でも生きることができないので、感染者とお風呂や温泉をなどに一緒にはいっても感染する可能性はゼロに等しいです。
もちろん乾燥にも弱いので、空気感染もありえません。

しかし、感染経路は性的な接触です。
性行為では、高い確率で感染します。

クラミジア感染者とコンドームがない状況で性行為を行った場合は感染確率は50%を超えると推定されます。

パートナーがクラミジアだった場合は、自分も感染していることを疑うべきです。
また、あまり信頼できない相手と性行為するときは、必ずコンドームをつけるようにしましょう。

感染者数

厚生労働省が発表する定点報告でも最も多い性病であることは間違いありません。

平成27年は24,396人の報告がされています。

内訳は男性11,723、女性12,673人。
特に15-24才の女性が6006人、25-29才の女性を含めると8,937人となり、女性の30代前半が男女含めた36.6%を占めています。

クラミジアは進むと卵管にも炎症を起こし、不妊の原因ともなります。
若いうちに感染すると、あまり良いことはありません。

感染経路

クラミジアが感染する原因は、性行為です。

クラミジアが潜んでいるのは、精液や膣内分泌液で、それらが混ざり感染します。
セックスのほか、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。

クラミジアの主な症状

クラミジアが感染を拡大させる理由としては、男女とも感染しても無症状であることが多いためです。
気が付かないうちに、病気を感染させたり、病気が進行していくことがあります。

クラミジア症状 男性

男性のクラミジアの症状として

  • 尿道がアツい、かゆい
  • 膿がでる

これらがあげられます。

特にペニスに違和感を感じることが多く、自覚する症状が出やすいです。

クラミジア症状 女性

女性の症状として

  • おりものの量が増える
  • セックスが痛い
  • 出血がある
  • おりものが黄色

といった症状が出やすいです。

しかし個人差はあれど、残念ながら気が付きにくい症状で、放置されがちです。

ただ、はじめは子宮の入り口に炎症をおこすのですが、処置をせずに時間がたっていくと少しずつ奥に入り、子宮の内側、卵管にまで到達します。
卵管に炎症を起こした場合、後遺症として妊娠がしにくくなることもあるので注意が必要です。

クラミジアを検査をするには

気が付きにくいクラミジアを検査するには以下の場所で検査ができます。

病院

性病検査は病院で受けることができます。

症状がすでに出ている場合は迷わずに、病院に行きましょう。
大きな都市では性病検査専門の病院もあり、手軽に検査ができます。
基本的には性病科、男性だと泌尿器、女性では婦人科や産婦人科です。

病院で検査を受ける際の注意点として、検査専門の病院では保険が適用されず全額負担になります。
検査病院でのクラミジアの検査はおおむね 8000円ほどになります。

症状が出ている場合は、すぐに治療になります。

病院で性病検査をするときのデメリット

保健所

HIV検査のオプションとして検査ができます。

ただし、保健所によってクラミジア検査があるところは少ないですし、HIV検査も月に1回程度しか行われていません。
なかなか検査ができないことが多いです。

保健所で確認するポイント(HIV検査)

性病検査キット

病院や保健所に行くことなく検査ができます。

検査のために、病院での待機時間、行くまでの時間という無駄な時間を考えるととても便利です。
価格は淋病・クラミジアを一緒に検査しても1万円もかかりません。

そのほか様々な病気の検査もできます。

疑わしい症状の場合は、事前に性病検査キットで検査するほうが安く済むことが多いです。

クラミジアの治療

クラミジアの治療には、基本的には投薬がメインです。

いわゆる抗生物質を使い、体内のクラミジア・トラコマティスをやっつけます。
だいたい2週間ほどで退治できます。

疑わしい症状がある場合、まずは検査しておくとよいです。

今、日本で最も蔓延している性病です。
なかなか口に出す人も少ないので、誰が感染しているのかわかりません。

しかし10代後半から20代の女性の10人に一人くらいの割合でクラミジア感染者がいるのです。
意外と近くに、クラミジアに感染している人がいてもおかしくないのです。

他人ごとだとは考えず、性病検査は受けておくことが大切です。

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