性病の症状一覧 【男性】

性病のには、わかりやすく特徴が表れるものもあれば、ほかの一般的な病気と区別がつかない病気もあります。
ここでは、男性が感染する可能性がある性病の特徴をまとめました。

「こんな症状が出たら・・・この病気かもしれない」

できるだけ早く病気が発見できるようにつくりました。

もちろん、症状は人それぞれで、ここに記載しているものがすべてではありません。
疑わし行為があれば検査はすべきことです。

参考までに見てください。

性病の症状

患部 症状 可能性がある性病
ペニス ペニスにできものができた 尖圭コンジローム梅毒性器ヘルペス
おしっこする時に痛い 淋病クラミジア
股や陰毛のあたりがかゆい 毛じらみ
アナル アナルにできものができた 尖圭コンジローム梅毒性器ヘルペス
肛門周囲がかゆい いんきんや痔の可能性もある
アナルが痛い 痔か腸の病気
唇や口の中、のどにできものができた 梅毒性器ヘルペス淋病クラミジア
口の中、のどがヒリヒリする、イガイガする 淋病クラミジア
白目が黄色い 肝炎
便 「便」に血が混ざっていた アメーバ赤痢淋病など
「便」が白っぽい 肝炎
尿 「尿」が茶色い 肝炎
「尿道」をしごくと「うみ」が出る 淋病クラミジア
全身 全身が激しくだるい、吐き気がする、高熱が出る 肝炎HIV初期
皮膚にブツブツができた 梅毒

梅毒の症状

梅毒の症状は、感染から時間がたつにつれわかりやすくなっていきます。
感染初期は、感染した場所にとても小さなしこりができるだけです。

だいたい、ペニスや性器周辺、肛門周辺か口の中に発生し、痛みもかゆみもなく自然に消えることが多いです。

その後感染から3ヶ月-3年をかけ、発熱やだるさなど全身に回ってきます。

赤い湿疹が胴や顔に発生することもあり発見がしやすくなります。
ただ、その段階では自分以外にも気がつくレベルにあるかもしれません。

その湿疹も自然に消滅し、その後はまた症状が消えますが、今度は体内の神経や内臓が犯され、最後は脳にも障害が出てしまいます。

症状が出ない期間がとても長いので、相手が感染していることに気がつかず広まるケースが多い病気。
近年爆発的に梅毒の感染が拡大しているので注意が必要な病気です。

クラミジアの症状

日本でもっとも感染者が多い性病がクラミジアです。
推計では100万人はいると考えられていて、一般的な性生活でも感染するとても身近な病気です。

さらに、症状がわかりにくく、女性のほとんどは感染に気がつきません。
また男性のも50%の人が感染しても無症状と言われています。

主な症状は尿道炎で、おしっこをする時に痛かったり、さらっとした液状の膿や白い膿が出たりします。
また痛みとまでいかないでも尿道にかゆみや熱い感じがある程度のときもあります。

症状が軽いので、なかなか気がつきにくい病気です。

ただ、炎症を放置すると、精巣や前立腺に広がり、精管を狭める後遺症ができて不妊の原因にもなる可能性があります。
注意しておく病気です。

淋病の症状

クラミジアに次いで2番目に日本で感染者数の多い性感染症です。
クラミジアと似ているけど、より症状がつらい特徴があります。

おしっこをする時にひどい痛みを伴います。
膿もひどく、パンツには黄色いシミができるほど。

クラミジアより症状には気がつきやすい病気です。

ヘルペスの症状

性器、口、アナル周辺にかゆみや軽い痛みをともなうできものができます。
小さな水ぶくれが広がり、かさぶたになり直っていきます。

水ぶくれにはウイルスがいるので、もし相手に症状がある場合は直接触れないことが大切です。

肝炎の症状

肝炎はさまざまなウイルスが存在し、性病とされるのはA型、B型、C型が多いです。
感染しても肝炎を発症しない人も多いのが特徴でわかりにくい病気の1つです。

日本では薬害事件が多いので、性病という認識は少ないですが、海外ではB型肝炎が蔓延している国もあるので注意が必要です。

肝炎に共通する症状は

  • 体のだるさ
  • 熱が続く
  • おしっこの色が濃い
  • 目が黄色くなる

肝炎になって放置しておくと、肝硬変や肝がんなど重篤な病気になるので注意が必要です。

HIVの症状

感染しても症状がもっともわからない病気です。
そして、気づかずにすごしている人も多いのが特徴です。

こわいのは、一度感染するとウイルスを体内から排除できないので、一生病気と付き合うことになります。

とても面倒な病気で、予防することが望ましいです。

見逃してはいけない初期症状

詳しくは海外の文献をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

疑わしい性行為から1-3ヶ月の間にでるといわれている初期症状です。

初期症状は自然に消えて、体内では少しずつ免疫がそがれていきます。

進行中によくある症状

感染してから数年から十数年で免疫力が低下していきます。

途中、免疫が低下することで以下の病気を発症しやすくなります。

それが「帯状疱疹」です。

帯状疱疹のウイルスは体内の神経節に潜んでいて、その人の免疫がウイルスを抑えきれないときに発症します。

体が疲労していると、HIVに感染していなくても発症しますよね。
HIVに感染していると、免疫が落ち、帯状疱疹になるのです。

手遅れの症状

HIV感染に気がつかないと十数年で免疫力が低下してしまい日和見感染症が始まります。

日和見感染症とは普段は抵抗力によって抑えられている病原体なのに、免疫力が落ちることにより症状が出てくる病気です。
発症する病気はいろいろあり、普段はかからない病気なので、HIV感染に気がつくことになります。

特定の日和見感染症が出た段階でエイズとされます。

現代の医学ではHIVを排除できないけど、免疫の低下を抑えることはできます。
エイズ発症前にできるだけ早くHIV感染に気がつくことが重要になっているのです。

尖圭コンジローム

症状は特徴的で、ペニスの先や包皮に先のとがったイボのようなものができます。
しかもその数が増えていって巨大化します。

痛みやかゆみを感じることはマレです。

見た目が悪いこと、イボにはウイルスがいるので触ると感染する恐れがあるので注意が必要です。

見た目で症状がわかるので、イボがあればすぐに病院にいきましょう。

アメーバ赤痢

症状として血液の混じった下痢便や腹痛を引き起こします。
「赤痢」とは違う病気なので安心ですが、それなりに症状は重篤です。

主にアナルを触ったりなめたりすることで感染するので注意が必要。

HIVに感染して免疫が落ちているときにも発症しやすく、アメーバ赤痢の症状から、HIV感染を疑うこともあります。

けじらみ

主に陰毛が触れ合って感染する病気で、性行為だけでなく、タオルなどを介して感染することもあります。

体の血を吸い、成長するので、股間が痛く、かゆくなる特徴があります。
コンドームをしても予防できない病気なので、注意しましょう。

不安ならすぐに検査

ここでは症状から性病の可能性をまとめました。
性病はそれぞれ症状がわかりにくく、素人が判断するには難しいものです。

不安で悩んでいても、無駄ですし、もし感染していて放置すれば症状が悪化し取り返しのつかないことにもなりかねません。

不安がある場合はすぐに検査することが大切です。

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