梅毒感染するとできる皮膚の症状

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梅毒と聞くと、すでに古い病気なのかという印象があります。
しかし2011年以降感染者が増え始め、2016年は新たに感染した人が4500人を超えたようです。

再び感染が拡大しているので、もしかして自分も梅毒かもしれないと思う人も多いようです。
ここでは梅毒に感染して現れる皮膚の症状について解説します。

梅毒について正しく知っておく

まず梅毒について、知っておく必要があります。

特にインフルエンザやノロウイルスのように感染して数日で激しい症状が出て誰にでも明らかに「病気」ということがわかりにくいです。
梅毒独特の無症状・潜伏期間が存在し、症状が軽い初期ではなかなか気が付きにくいものです。

梅毒は感染時期、症状から4段階で表します。

最終第4期になるには感染から10年以上かかり、皮膚だけでなく血管や脊髄、神経系にまで病気が回ります。
明らかに「病人」と誰もがわかるのですが、もちろん現在の日本ではほとんど見られません。

感染初期の1期、2期は症状が出る時期は短く、時間が経てば消えてしまうのでなかなか梅毒だと判断しにくいです。

梅毒の進行についてはこちらにも詳しく書いています。
こちら

第1期梅毒の皮膚の症状

感染後3週~3か月ころ

初期硬結
梅毒のウイルス(梅毒トレポネーマ)が体内に侵入した場所に硬いしこりができます。

硬性下疳
初期硬結が盛り上がり中心部が柔らかくなる状況。

基本的に痛みを感じることはなく、何もせずとも2-3週間で消えます。
症状が出るのは、性行為で感染している場合、性器周辺になります。

症状の出る場所も場所ですし、出ている時間も短いのでわかりにくいです。

第2期梅毒の皮膚の症状

感染後3か月~3年かかって出てきます。

以下の症状が出やすいです。
ただ、基本的に数週間で自然に消えます。

バラ疹
顔、腕、足などに淡い紅色の発疹がでます。
バラ疹について詳しくはこちら

丘疹性梅毒疹
1cm程度、固めの発疹が体のいたるところにできます。
色は赤色から茶色で性器やお尻にもできます。

これに触れると感染する可能性があるので注意。

第2期は顔・手足を中心に体全体に広がるので比較的わかりやすいです。
無症状の時期もあるのでなんとも言えないですが、発見しやすい時期であることは間違いないです。

第3期梅毒の皮膚の症状

感染後3年以上経った時期です。

丘疹性梅毒疹などの皮膚疾患が進行し、結節性梅毒疹やゴム腫になります。
小さな発疹が、ゴムのような弾性をもつ腫瘍ができます。

一つにまとまる習性があるのか、クルミほどの大きさにまとまります。

突然症状が現れるわけでもないので、現在の日本でここまで進行する人はないです。

ただ、わかる通り梅毒は症状が出るまでには時間がかかることと、初期は症状が軽いので見逃しがちです。

また明らかな症状というものが第2期まで出にくいので、軽い皮膚疾患だけで判断しにくい現実があります。

この状況以外にも皮膚の疾患が起こる可能性はあるので、感染を見逃さないためにも、疑わしい場合は必ず検査をしておきましょう。

梅毒について正しい知識を持とう!


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