忘れられない夜がある。
オキニで指名していた嬢と会っていた時、別れ際、彼女がぽつりと「ちょっと喉が変でさ…風邪かも」って言ったんだ。
まあ、遅い時間で最後の客になっていたので疲れていたんじゃないかなーとは思ったけど、時間中は不自然なところもなくそのときは気にも留めてませんでした。
でも3日後、自分の喉にも違和感が出始め・・・・。
ある日熱でうなされ寝付けませんでした。
あれ?体に異変が… → 症状まとめ
自分に出た症状は以下の通り:
- 喉の違和感(乾燥でもなく、痛みでもなく“詰まり”に近い)
- 微熱(37度ちょっと)
- 倦怠感(だるい)
この状態が結果的には2週間以上続きました。
その時は、いわゆる「HIV初期症状」ってやつが気になっていて、ガチで震えましたね。
ただの風邪かもしれない。でも、万が一だったら?
そう、「万が一」があるんです。
「指名していた嬢」とはいわゆる本番行為はないものの、口はお互いにあるしすまたもある。
月に2回くらいの頻度であっていて、その間嫁さんとの行為もある。
もしも自分がいつの間にか感染していて、嫁さんにも感染させていたら最悪です・・・。
病院は行けない、誰にも相談できない
正直、病院に行く勇気はありませんでした。
- 保険証を使うと履歴が残る?
- 受付の人に何を話せば?
- 待合室で知り合いに会ったらどうしよう?
全部が怖く誰にも言えない不安を抱えながら、検索魔になっていく日々。
この時期、メンタルがいちばん削られました。
検査キットとの出会い
そこで、見つけたのが“自宅に届く性病検査キット”。
注文して、届いた箱には病院の名前すら書かれていない簡素な荷物。
中身はかなり丁寧な説明書と容器。
採血、尿の採取、うがい液でうがいの唾液の採取し、容器に入れて返送。
返送後1週間くらいで結果がwebに通知とのこと。
感想:
自分で採血するのはちょっと怖かったが、数分で終わる
結果はネットで確認、誰にも知られずに終わった
「もし陽性だったら」の対応フローも丁寧に書かれていて安心感があった
万が一陽性だったら?対処法シミュレーション
1週間の間は、「もし陽性だったら」をしっかり読み込み、自分が陽性だった場合も想定してた。
- まず専門の医療機関に行くこと
- 会社・家族にどう言い訳するかの嘘台本も考えた
- 嫁さんへの告白の仕方まで頭の中で練習した
冷静ではなかったと思うけど、「最悪に備える」ことで少しずつ落ち着きましたね。
そしてあっという間の1週間。
結果:
すべて陰性
でした。
※
その後堂々と病院へ行ったところ「EBウイルス」と診断・・・なぜか今更キスの病になってました。
肝臓が弱いので再発?したのか?
風俗ユーザーこそ知ってほしい“予防”と“備え”
性病って、実は身近にあることを知ってほしい。
私はいままで感染したことは無いがなったときは最悪。
また、「遊んでる人がなるもの」じゃなくて「遊ぶなら“準備と知識”がある人だけがリスクを最小限にできる」ってことも知ってほしい。
検査してない=無自覚な感染源の可能性がある。
だからこそ嬢も、自分も、守るには「検査」が必要なんですよね。
遊んでるけど検査したことがない人
喉が変だと感じて検索してる人
バレずに検査したい人
そんな人に届けたくて書いた。
言いたいのはこれだけ。
「不安なら、検査しておけ。その不安は検査しか晴れない、そして早ければ早いほど楽になる」