クラミジアは日本で最も感染者の多い性病で、定点医療機関での観測では毎年3万人弱の感染者が報告されています。
報告義務のない医療機関も多いことから、ざっくり100万人くらいが感染していると推測されています。
クラミジアの怖いのは、症状が比較的軽く気がつかないこともあるため、感染拡大をさせます。
また、放置すると不妊の原因となることもあるし、炎症部から別のウイルスやばい菌が入りやすくなります。
HIVの感染率も上がるため早期に発見し、治療することが重要です。
では、発見するために重要な、クラミジア特有の症状が出るまでの潜伏期間はどれくらいなのでしょうか。
ここでは潜伏期間や感染について解説します。
クラミジアの潜伏期間
クラミジアの潜伏期間は、一般に1~3週間程度が目安です。
疑わしい症状が出てから、相手を逆算する場合、複数の異性と性行為をしていた人は、過去1~3週間に相手を感染者として疑う必要があるわけです。
また、その間に自分が他の人に感染させてしまった可能性もあります。
最悪な場合は、3週間前に自分が感染し、1週間前の他の相手と性行為をしたて、その人にうつしてしまっている可能性もあるわけです。
不明確な期間
といっても、クラミジアは症状があらわれにくい病気です。
特に、女性の場合は感染者の70~80パーセントは無症状だとも言われています。
例えば、症状が今日から現れても、3ヶ月前の相手だとは限らないのです。
実際に、性の健康医学財団が妊婦を対象に調べた結果では、なんと2%を超える人がクラミジアに感染していました。
単純に年間100万人の子が生まれるので、2万人以上の妊婦がクラミジアに感染していたと推測できるわけです。
気がつかずに旦那様とセックスをしていたと推測されています。
恐らく、旦那様と付き合う前の方との間で感染していることも考えられ、結局のところいつ感染したのかわかりません。
この様に、クラミジアは、いつどこで感染をしたのか、わからない人のほうが多いのです。
重要なのは今感染しているかを確定すること
もっとも重要なのは、今病気に感染しているのか知ることです。
特に女性は自覚する症状に乏しいため気がつかないことが多いです。
なんとなく「オリモノ」の状況が変っていたり、「性行為に痛みを感じる」場合は注意しましょう。
症状が似ている病気もある
クラミジアと似ている症状をする性病があります。
男性の場合は淋病。
女性の場合は淋病、カンジダ、トリコモナス。
男性の場合は、排尿時の痛みや膿。
女性の場合はオリモノの変化や下腹部の痛みが現れます。
特に特徴があるわけでもないので、検査をする時は全ての可能性を考えて、男性は2種、女性は4種検査する必要があります。
検査については、男性は尿、女性は膣内の粘膜をとり、専門の施設・機械で菌を培養しクラミジアの菌を見つけます。
数日程結果がわかります。
万が一感染していた場合、治療は投薬となります。
念のため、感染後のこと、治療薬についてはこちらを確認ください。
最後に
クラミジアは感染しても症状に乏しいので、気がつかないことが多いです。
1-3週間の「潜伏期間」はあってないようなものです。
感染を拡大する前、そして悪化する前・・・HIV感染する前に発見し治療することが大切です。
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