梅毒の初期症状

梅毒の症状には、男女差があります。
初期症状をしっかりと知っておきましょう。

男性の梅毒の初期症状

男性の主な初期症状

  • 性器を中心とした陰部にしこり(〝初期硬結〟と呼ばれるコリコリとした、大豆やソラマメにたとえられる小さな赤い隆起)ができる
  • その後、しこりの表面が破れて潰瘍になる
  • 太もものリンパ節が腫れ梅毒性リンパ節炎になる

ただし、この段階で放置しておくと、しこりは消えてしまいます。
これを治ったと勘違いしてそのまま放置すると、第2期梅毒に進行してしまい、治りにくくなるので、感染の心当たりがある人は、十分な注意・経過観察が必要です。

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※近年梅毒感染者が爆発的に増えています
spglaf

※ 東京都福祉保健局でも梅毒について注意喚起がされています
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/syphilis.html

女性の梅毒の初期症状

女性の主な初期症状としては

  • 性器を中心とした周辺に、男性の場合と同様、初期硬結と呼ばれるしこりが発生する。
  • その後、しこりの表面が破れて潰瘍になる。
  • 太もものリンパ節が腫れ梅毒性リンパ節炎になる(痛みはない)

初期で一番危険なのは、目に見える初期症状が一時的に消失したとき

そのときたとえ治ったように見えていたとしても、ほんの少しでも心当たりがあるなら、性病科、女性の場合は婦人科に診察してもらうことをお勧めします。

梅毒は、感染したまま放っておくと、見た目には病変をまったく感じさせない『潜伏期』と、忘れたころにしこりができるといった『進行期』を繰り返しながら、10年以上かけて体の中で徐々に進行します。

そのままにしておくとどんどん悪化し、重篤化する大変危険な病気なのです。
目立つ症状が治まっていることを、「梅毒が完治した」と勘違いして万一妊娠した場合、梅毒は胎児に感染します。
早産・流産を招く危険性があります。

また、梅毒に感染すると、HIVなど他の性感染症にも感染しやすくなる、といったリスクが大きくなります。

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梅毒とは

古くは不治の病として恐れられていた性病です。
しかし、医学が発達し治療薬が開発されてからは、早期の治療によって完治するようになりました。
早期に発見し、治療を開始すれば怖くないです。

ただ、梅毒は慢性の何年もかかって症状が進行し、時期によっては目立った症状はなくなる期間があります。
梅毒が体の中を静かにむしばみ、体の中にひろがります。

10年ほどの時間を経て、心臓、血管、脳というとても重要な器官にも影響を与える怖い病気です。
また梅毒の3期から、薬が効きにくくなります。

心臓や血管が侵されてしまうと、心不全の可能性もあり、脳や脊髄が侵されると麻痺や神経をやられ命の危険があります。

梅毒に感染すると、HIVにも感染しやすくなります。

疑わしい症状があった場合は、検査をして発見して適切な治療をしておく必要があります。

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第1期(感染して約3週間後)

感染後、3週間程度で感染した場所に赤く硬いしこりやただれができます。

腫れ物は、病原体の侵入した体の部分に現れ、1か所にだけでます。
(複数個所が腫れるのはまれです)

多くは性器またその周辺に出ます。
口や肛門、膣内にもできることもあります。

大きさは小豆から人差し指の先程度の大きさで、硬さは軟骨程度です。
リンパ節が腫れることもあります。

ただ、放置しておくと2~3週間で消えます。

第2期(感染して約3ヵ月後)

怖いのは、血液で全身に広がります。
感染後12週ぐらいたつと、梅毒の病原体が血液をたどり体中にまわります。

全身の皮膚や粘膜に、ブツブツができたり、胸や背中、手足に赤い大小さまざまな斑点が出ます。
だいたい全身の左右対称に出てくるのでわかりやすい特徴があります。

足の付け根や脇の下、首というリンパの節が大きくなるのも特徴。
ほかに頭痛、関節痛、発熱も症状として現れます。

またこの症状は自然に消え、無症状の時期にはいります。
※ 自然治癒はありえません。

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第3期(感染して約3年以上)

体調の良い時期が続きます。
しかし、この間も体は梅毒にむしばまれています。

3期は心臓や血管がおかされて、血に症状がでてきます。
血の流れが悪く、麻痺(まひ)がでたり、痴呆が進みます。

外的な症状としては、皮膚に大き目のしこりができます。
内臓にもしこりがでて、炎症をおこしたり、身体各部の機能不全や痛みが起こります。

怖いのは、3期から薬が効きにくくなるのです。

第4期梅毒(感染して約10年以上)

おそらくこの時期は心臓、血管、神経、目などに明らかな障害が出ます。
4期になる前に適切な処置をしておく必要がありますが、3期では治療薬が効きにくいので、1期、2期の症状が出ている早い段階で気がついて治療を開始することが重要です。

梅毒の検査

血液に病原がいるので検査はHIV同様に血液採取です。

自宅で検査するキットは 3300円税込で販売しています。

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1期か2期までの段階で検査をして発見しておくと、重篤くな状況は避けられます。

早期発見が何よりも重要です。

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HIV,梅毒、B型肝炎も含んだ血液検査全般のセットです。

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STDチェッカーはHIVと梅毒、B型肝炎の3種。
GMEはスタンダードもローコストパッケージもHIVと梅毒、B型肝炎とC型肝炎の4項目です。

ふじメディカルは、HIVと梅毒の他に、淋菌、クラミジア、トリコモナス、カンジダといった一般的な6項目を検査するキットです。
送料を入れても1検査あたり1,600円ほどになりとてもリーズナブル。

値段的にGMEが安いです。
ただ、C型肝炎は性交渉で感染することはほとんどないですが、含んでも価格は最安値なので、価格重視の人はローコストパッケージをおススメします。

B型肝炎は性交渉で感染し外国ではワクチン接種が義務になっている国もあります。
HIVや梅毒と一緒に検査しておくといいかもしれません。

どの検査機関も血液採取で行なうため、初めて検査で採取に不安がある人は、GMEのスタンダードかSTDチェッカーのセットがおススメです。

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梅毒について正しい知識を持とう!


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