エイズになったらどうなるのか?HIVになった場合との比較。

まず、HIVに感染してしまっても、この世の終わりというわけではありません。
適切に治療し、エイズの発症を遅らせることができれば長く生きることができます。

大切なのは「エイズを発症させない」ことです。
エイズになったらとても大変で、余命も少ないです。

ただ、今の医学ではHIVに感染してしまっては、完治はできないものの、エイズの発症を遅らせることができます。

HIVになったらどうなるのか。
エイズになったらどうなるのか。

ここではHIV検査で陽性と判断されてしまった後のことを解説します。

HIV検査で陽性になったら

エイズ対策研究事業として各自治体に拠点病院が決められています。
全国に382拠点病院があり、HIVに感染している陽性者が通院しています。

HIVになったら、この近くの拠点病院に行き次の検査であるCD4の数値を調べます。
CD4は白血球の中のリンパ球の中のCD4陽性Tリンパ球のこと。

CD4の数値は、健康な人でだいたい 700-1300。
この数値が徐々に減り、200を切るあたりからエイズとなります。

投薬については、副作用のリスク、耐性のウイルスの出現も考え、CD4の数値300くらいから始まることになっています。

日常の制約

日常の制限もそれなりにあります。

  • 食事を一緒にする
  • プールに入る
  • 風呂に入る
  • 軽いキスをする

このようなことで感染することは無いので、心配する必要は無いです。

HIV感染者も、普通に恋愛して、しっかりとコンドームをつけてセックスをすることも出来ます。
もちろん、相手に知らせるべきとは思いますけど、知らせずに恋愛している人もいます。

制限というと、食事です。
食事については、なま物を避けできるだけ火を通した食品を食べる必要があります。
投薬が始まっていれば、薬との飲み合わせがあるのでより制限が厳しくなります。

生活は、健全な生活を送り体をいたわることが大切になります。
HIV感染がわかってから健康的な生活を送ることで、感染に気がつく前よりも健康な体になった人もいます。

投薬治療

実際に投薬治療が始まるのは、CD4の数値300くらいからが目安です。

以前は250でしたが、薬の改良により、少しずつ早くなってきています。

早くするメリットは、上手く治療が進めば発症をより遅らせることが出来るのではないかと考えられています。
デメリットもあって、副作用による体調不良や、薬の耐性が出来ることにより将来治療の幅が狭まること。

近年は薬の改良で、副作用、耐性の問題が緩和され、総合的に治療が早まる傾向にあります。

そして投薬が始まると何より負担になるのが、お金がかかることです。

金銭負担

投薬治療が始まることで一番変るのは、費用負担です。

実際に1日3種程度の薬を毎日2回飲みます。
1つの薬の月間代金が4-6万円が相場で、定期の血液検査を含めると月間20万、年間240万という金額を負担しなければいけないのです。

基本的にみなさんが入っている保険の適用で、3割負担になりますが、それでも月間6万を超える金額は大きな負担です。

今のところ、障害者、自立支援医療などの制度を使い、年収にもよりますが、だいたい月間の自己負担を1万円前後で出来るようになっています。

金銭的な負担がとても少なく、仕事をしながらHIVの治療が出来るようになっています。

以上が「HIV感染者」の日常のイメージです。
適切な治療をしていれば、多少の制約はあるものの、見た目も生活も健康な人とほとんど変りありません。

しかしエイズになったら、全く違います

エイズになったら

HIV感染者とエイズ患者になることは大きく違います。

まず、エイズを発症するということは、体内の免疫がほとんど無い状況です。
そのため、健康な人が感染することの無い日和見感染症やガンを発症する恐れが高いです。

日和見感染症については、以下のページにまとめていますので参考に
HIVとエイズの症状についてはこちら

すでに免疫が無いので、さまざまな薬を服用し、その病気の症状と薬の副作用と戦う日々が待っています。
エイズの治療は入院が前提です。
次々と発症する病気に対し薬を飲み続け、体力も精神にも苦痛が伴う闘病生活になります。

人と会おうというほどの精神力もなくなります。
食事も食べることが出来ればいいという感じです。

見た目も生活も、明らかに病人になってしまうのがエイズの状況なのです。

エイズとHIVでは大きく異なるのです。

いきなりエイズが増えている

HIV感染者の発見数は、2013年のデータで新たな感染者数は1,106人と例年とほぼ横ばいです。
微増はあるものの、発見が増えているという見方がされています。

しかし“いきなりエイズ”と呼ばれる人は増えていて、2013年は過去最多の484件です。
HIV感染に気がつかず、免疫が落ちて「カリニ肺炎」などの通常感染しない病気になってからHIVと発見されるケースです。

エイズになってしまうと、手遅れとまで言いませんが、とても厳しい状況です。

HIV感染しただけでは、なんとか免疫を保ち、エイズの発症を遅らせることが出来ます。
しかしエイズの段階で発見されてしまうと、改善の見込みが薄いです。

エイズになったら、苦しい闘病と限られた時間しかありません。

最後に

HIVの検査に行って陽性とわかっても何のメリットを感じない人もいるかもしれません。

でも、HIVの感染を早く知ることで、手遅れのエイズになる前に対策をうつことができれば、体のダメージを最小限に抑えることが出来ます。
HIVにかかっていないことは最良の結果かと思うけど、HIV感染だからといって最悪な状況ではないです。

まずは感染のリスクを放置せず、検査を受けることが大切です。

HIVについて正しい知識を持とう!


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