HIV感染者の多くは、HIVを体内から完全に消し去ることができる薬や治療方法の開発を待っています。
今のところ一度体内に侵入したHIVを除去する方法は存在していないので、完治はできません。
HIVに気が付かずそのまま生活をしていると、8-10年程度で体内の免疫がなくなりエイズを発症します。
エイズを発症してしまうと厳しい闘病生活に入り、余命もわずか。
ただし、今のところ完治はできないもののエイズを発症を遅らせることができています。
どのような状況なのか解説します。
もしもHIV、エイズの疑いがある場合はこの記事を参考にすぐにでも検査することをお勧めします。
HIVは完治ができないものの、検査で発見することがとても重要なのです。
HIVの完治の可能性が出た
HIVの治療については世界中で研究がされていて、一時はHIVが完治できるのではないかと思われました。
開発された薬でHIVを限りなく減らすことができるようになったからです。
当時は「HIVは完治できる」と騒がれていました。
薬を飲むと、HIVは徐々に減り、検出限界まで下がることもあります。
しかし、残念ながら減らすことはできても、体内のHIVをゼロにすることができず今に至っています。
HIVの完治は、期待はされたものの残念ながらいまだ実現していません。
延命の治療へ
現在のHVI治療は、手のつけようのないエイズの発症を遅らせること。
薬の開発が進み、免疫の状況を見ながら投薬を行い、エイズの発症を40年以上遅らせることができるようになっています。
仮に25歳でHIVに感染すると65歳までエイズの発症をせずに生きることができます。
おそらく、この先の医療も進歩すれば完治すること、今以上発症を遅らせることができるものと思います。
免疫の目安、CD4
HIVの治療には「CD4」の数を目安にされます。
白血球の中のCD4陽性Tリンパ球の数のことです。
健康な人は 700-1000くらいを示します。
HIVに感染すると徐々に数値を減らしていき、200を切るころにエイズの日和見感染症を発症します。
感染直後の初期症状は気が付かない人も多く見逃されがち。
代表的なHIV感染で見られる初期症状について
エイズの前に少しシグナルになる症状を発信しています。
500くらいに落ちると、帯状疱疹やカンジダ症をおこすこともあります。
だいたい350くらいから投薬の治療を開始することがいまのガイドラインです。
各症状についてはこちらを参考にしてください
HIVとエイズの症状の違いは? やばい症状について
HIV感染者の治療について
HIV感染者は定期的に各地域の拠点病院で検査などを受けます。
免疫の数値がある程度落ちてくると投薬が開始されます。
投薬治療がすぐに行われないのは、副作用のほか薬の耐性ができることを避けるためです。
投薬までは、健康的な日常を送ることが大切。
今の医学ではHIVを完治することはできません。
しかし、正しく治療すれば、HIVでエイズを発症し死ぬこともありません。
すでにHIVは命に危険がある病気ではなくなっています。
治療の1歩として「HIV検査」をする必要があります。
HIVについて正しい知識を持とう!
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- HIVの感染経路は?
- HIV感染の初期症状
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